自分の誕生日の事など完全に忘れていたまま、仕事から帰宅するとめずらしく娘が玄関でお出迎え、「ちょっときてー」とリビングに連れていかれるとテーブルの上にサボテンのセットが(のちに多肉植物と判明)
またややこしい物買って来たなぁと思っていると、娘「誕生日おめでとう!」
えっ・・・?僕「これ、お父さんにくれんの?」娘「そうやで!」
やっぱり女の子はプレゼントもかわいいなぁ!
娘よ、ありがとうめっちゃうれしかったよ
しかしその数分後に、これ枯らしたらやばいよなぁー、こんなんどうやって育てたらいいんやろ、と焦り始めた僕、とにかく色々しらべて、枯れないようにしないと、ということで調べてみました。
目次
多肉植物、種類を調べてみた

娘からもらった多肉植物たちは全部で9種類ありました。
ここでいきなりの疑問がわいてきました、この9種類全部同じように水あげたり日に当てたりしても大丈夫なのかということです。
絶対に枯らしたりはできないので調べたいのですがまず、この子達の名前すら解りません。
サボテンの画像で検索をしてみますがそれらしき画像が出てきません。
「いきなり解らんやん」と思いながら調べていくと多肉植物という文字が!
もしかしてと思い、多肉植物で検索!それらしい画像が出てきました、そこから一つ一つ似ているものを探していきました。
たぶんこんな感じかなぁと思うのが下の写真


あっているか自信がないのですが名札を作ってみました、
一応この名札をもとにみんな同じ育て方でオッケーか調べてみます。
それぞれの多肉植物の育て方

初恋(パープルキング)
でも可愛い娘に貰ったんだからなんとか頑張って育てるぞー
この初恋(パープルキング)という品種は冬には比較的強いですが、夏は気を付けないと湿度や蒸れにはとても弱いので注意が必要。
育て方
- 日光によく当てる
- 風通しの良い場所
- 水やりは月に一回から2回
夏の蒸れや湿度に弱く土が一週間以上湿っている状態は、根腐れの原因になる。
風通しの悪い状態も根腐れの原因になる。
肥料のあげすぎは徒長の原因になる。
初恋(パープルキング)を育てるにあたっては注意点を守って夏を乗り切れば、冬はマイナス1℃から2℃まで耐え霜にあたっても大丈夫。

紫蛮刀(クラシハマタ)
この紫蛮刀(クラシハマタ)という品種は寒さに少し弱く、多湿を嫌います。
育て方
- 明るい場所を好むので日光によく当てる。
- 多湿を嫌うので雨が当たらないようにする。
- 秋口から水やりの回数をっ減らしていく
秋口から春の間の水やりは暖かくなりそうな日の午前中にあげる。
日が沈んでからはあげない。
真夏は成長が遅くなる時期なのでお水を控えめにする。
室内に入れる場合は空調の風を直接当てないようにする。
明るい場所を好むので日光によく当ててあげる、日光が少ないと徒長の原因になるので注意する。

ハムシー
このハムシーという品種は比較的簡単な管理で成長し、寒くなってくると真っ赤に紅葉してとても綺麗みたいです。きれいに紅葉させたいですね。
育て方
- 真夏の日差しがきつすぎる時期以外は直射日光に当ててあげる。
- 8月9月は半日陰で育てる。
- 風通しの良い場所で管理する。
- 水やりは上げすぎない、土が乾いてからでオッケー
- 肥料は基本いらない
直射日光によく当ててあげる、部屋の明かり位では足りません。
かと言って真夏の日差しはきついので半日陰で管理する。
冬は7℃以下になると越冬が厳しくなってくるので、室内かビニールハウスに入れてあげる。
水のやりすぎに注意、土が乾かないうちに新たに水をあげてしまうと根腐れの原因になるので注意が必要。
日照不足は徒長の原因になるので注意。

秋葉の火祭り
この火祭りという品種は暑さや寒さに強いのであまり神経質にならなくても育ちそうです。
葉を赤く綺麗にするには日光を十分に浴びせてあげるといいみたいです。
育て方
- 真夏の直射日光も大丈夫なので、たっぷりと日光浴させる。
- 真冬でもマイナス5℃以下にになると厳しくなってくるが基本的には屋外での越冬も可能。
- 水は上げすぎない、長雨には注意。
- 肥料は多すぎると紅葉しにくくなったりするので、やらないかごく少量でよい。
日光によく当ててあげないと紅葉しにくくなるのでたっぷりと日光浴させる。
暑さや寒さには強いが、梅雨時の湿気や長雨には注意しないと根腐れの原因になる。
肥料の与えすぎは綺麗な紅葉の妨げになるので与えないか与えてもごく少量でいい。
湿気がたまらないよう、風通しのいいところを意識する。

シコロ弁慶(子宝弁慶草)
子宝弁慶草という名前からも想像はつくかもしれませんが、繁殖力が強く葉の周りの子株が落ちて勝手に増えていきます。
増えるのが楽しみです。
育て方
- 日のしっかり当たる風通しの良い場所で育てる。
- 冬場はなるべく屋内で育てる。
- 水やりは土が乾いてからしっかり与える。
- 冬場でも月1~2回水を与える。
日光の良く当たる場所で乾燥気味に育てるのですが、真夏の直射日光は強すぎるので半日陰の場所に移す。
寒さにも霜にも強くないので、冬は屋内に入れてあげるのですが窓際などは案外冷えるので気を付ける。
肥料はうまく与えると子株の付きがよくなりますが、与えすぎに注意します。

星の王子
育て方
- 土がからからに乾いたら水をあげる。
- 直射日光には少し弱いので半日陰の場所のほうが好ましい。
- 冬場は屋内管理の方が無難。
湿気に弱いので土がつねに湿気ていると、根腐れの原因になったり徒長の原因になるので水を与えすぎないように注意。
あまり強い直射日光に当てると葉焼けの原因になるので半日陰位がいい。
冬の間、暖かい地域や暖冬なら外で越冬できなくはないが屋内管理が無難。

オーロラ
育て方
- 土が乾いたらたっぷりと水を与える
- 直接雨が当たらない場所で育てる
- 日当たりの良い場所で育てる
- 風通しの良い場所で育てる
日当たりの良いところを好みますが、強すぎる直射日光にいきなり当てると葉焼けを起こしてしまうので真夏は日陰の方が無難。
冬は霜や凍結に注意が必要。
肥料は与えるなら土に混ぜ込む程度にとどめる、与えすぎると葉が落ちやすくなります。
水をやりすぎると、徒長の原因になるので注意する。
日光不足も徒長の原因になる。

爪蓮華
育て方
- 水やりは土がしっかり乾いてから2.3日経ってからあげる。
- みずはけのよい土を使う。
- 日当たりのいい場所で育てる。
- 風通しのいい場所で育てる。
湿気に弱いので水のやりすぎに注意する、真冬と真夏に休眠するので水を控えないと根腐れしてしまう。
冬の間は葉が黒く枯れたような状態になるが、休眠しているだけなのでそのままにしておくと春には復活する。
多肉植物の中でも特に水はけが必要なので、培養土や多肉専用土などは使わずに山野草用の土を使う。
爪蓮華は花が咲くとその株は枯れてしまうので、株分けなどで増やしておく。

秋麗
育て方
- 水やりは土がしっかり乾いてから2.3日経ってからあげる。
- 日光にしっかりと当てる(真夏は半日陰)
- 肥料は極少量与えるかもしくはあたえなくてもよい。
- 風通しの良い場所で育てる。
成長が早く寄せ植えの際はほかの植物のエリアが侵される勢いがあるので注意が必要。
水のやりすぎや日照不足や肥料の与えすぎで徒長してしまう恐れがある。
冬の寒さには強いですが霜に当たらないように注意する。
根腐れするので、風通しの良いところで湿気には気を付ける。
多肉植物の徒長ってなに? オーロラの実例
初めての多肉植物、いろいろ調べているとネット上にある写真と家にある実物で様子の違うものがちらほらあります。
似ているけど本当にこれかな、なんて見比べていると徒長という言葉が出てきました、ひとつ例えを出すと、

これが家にあるオーロラですが↑

本来の姿というか理想の姿がこれ↑
一つ一つの葉は同じなんですが茎の部分が伸びてしまってなんだかしまりがありません。
どうやら、そういう状態を徒長というみたいです。
徒長の原因はどういった所にあるのかというと、
- 日光が足りていない
- 水の与えすぎ
- 肥料の与えすぎ
このみっつが主な原因のようです。
なんだか初心者には難しそうですが、多肉植物は仕立て直しができるみたいです。
仕立て直しとは、読んで字のごとしですが、新たに子株を作ったりしてきれいな状態に作り直すことです。
仕立て直しや植え替えをしたいので、土を注文しました。
この記事は育てながらどんどん追記していく予定です。お楽しみに!